LSE 1st Week

怒涛の1週間目がようやく終了しました。
最初の2週間はPre-Sessionalコースということで、まずは大学院への公式登録やら諸々の仕組みの説明やらをするのですが、本格的なプログラムが始まる前に計量経済・政策分析の基本となる数学・統計をざっと復習するコースが用意されています。

自分の振り返りのためにも念のため内容をメモしておくと・・。


◆数学

  1. Linear functions [線形代数]
  2. Non-Linear functions [非線形代数]
  3. Logarithms [対数]
  4. Exponential functions [指数関数]
  5. Differentiation [微分]
  6. Unconstrained Optimization [制約なし最適化]
  7. Functions of multi-variables [多変量解析関数]
  8. Constrained Optimization [制約下の最適化]
  9. The Lagrangean function [ラグランジェ関数]

◆統計

  1. basics [変数,平均,分散,共分散,相関,カイ自乗分布]


内容的には高校・大学のおさらいなので、殆どが記憶を戻していくだけで対応できるのですが、やはりこれをものすごいスピードで英語でやられると脳がオーバーヒートしそうになりますね。同期の中には、大学まで歴史学しかやっていないという人もいて、完全に死んでいました。(来週の月〜水は統計を集中的に振り返ります)

ということで、講義終了後は図書館のStudy Roomに同期数人と集まって予復習をみっちり。課題がたくさん出て、講義以外にも毎日ワークショップ形式の時間もあるので、その事前対策をやっていました。

とはいえCobb Douglas(生産関数)とか、懐かしい経済モデルを数式から復習しながら簡単なモデルを回してみていると、10年前には見えなかった発見がいろいろあって、なかなか楽しいものでした。

本格的なプログラムが始まると、こういう数学・統計は基本の基本として扱いながら大量のテキスト・論文を読み下していくことになるので、今のうちにしっかり復習しておく必要があるようです。