PR Awardを受賞

Public Relation業界でグローバルに最も権威ある賞の1つである"PR Award"をいただきました。組織改革コミュニケーション部門で3位ということです。本Awardは著名なグローバル企業の経営者や学識経験者、業界リーダー等、10名強のJudgeが選出するもので、毎年1回開催されています。3,000以上のエントリーがある中での受賞ということで、私の会社的にも非常に喜ばしいことらしく、授賞式後には米国本社のCEOから直接の祝電もありました。

さて、本Awardが対象とするPR(Public Relations)戦略というのは、Customer Relation / Investor Relation / Employee Relation / Government Relation / Public Affairs / Policy Marketing / Digital Communication etc.と、非常に多くの要素を含む幅広い概念です。日本でPRと言うと「大衆やメディアにアピールすること」というように、一部分がフィーチャーされ曲解されてしまう傾向にありますが、本来はもう少し高いレイヤーで語られるべき概念という認識です。

そういう意味で本Awardの表彰分野も例年、上記のとおり非常に多岐にわたります。表彰式では、各分野での革新的な戦略が3時間以上にわたって次々に紹介され、個人的にも大きな刺激になりました。個人的には、私の所属する会社の韓国オフィスが行った韓国政府(財務省)の納税キャンペーンの内容がとても面白く、帰国後にメールで資料をもらったり連絡をとったりと良いネットワーク機会にもなりました。

全体を通して、中国・インドのコンサルタントや企業担当者の受賞が多く、彼らの力強さ・発想力の豊さを改めて実感しました。日本人の受賞者は、私を含めて3人しかいませんでした。



表彰式当日は、かなりドキドキしていました。AwardのFinalistに選ばれたという連絡は1か月前に来ていましたが、表彰式当日まで結果が全く分からないというということで、香港まで来たものの本当に受賞できるのか非常に不安な状態でした。

ただ、表彰式前のレセプションとディナーで供されたワインがものすごく美味しく、大きなグラスに5〜6杯も飲んでしまっていたため、表彰式で壇上に上がった記憶は殆どありません。壇上で撮影された写真が後で送られてきましたが、かなり恥ずかしいので、ここではレセプション会場前でクライアントの役員の方と一緒に撮った写真のみご紹介します。



来年度は是非ともPublic Affairs分野での受賞を目指し、現在仕掛けている案件を大きく成功させるべく、更にがんばっていきたいと思います。最後に、このような機会(案件)を与えていただいたクライアントと、一貫してサポートをしてくれた同僚には本当に感謝したいと思います。