スーツをオーダーメイドしてきました

そんなに高くない価格でできるということに驚いたのが今年のはじめ。ただ、オーダーメイドでは背抜き(ジャケットの背中部分の裏地を抜くこと)が難しいということを聞いて、秋まで待っていたのでした。

オーダーを試みた理由は2つ。

  1. 既製のスーツでは好きな生地の色・デザインを探すのが難しい
  2. 肩幅があるので、既製品ではパンツより大きなサイズのジャケットと組み合わせることになり、全体としてのバランスが変わってしまう

今回、行ってきたのは元同僚から薦められた麻布テーラー@銀座3丁目店。お店に入ってみると、仕立て屋さんの採寸場という雰囲気で、いわゆるスーツ売り場とは違う活気がありました。初老の男性スタッフの方が、システムの説明後に予算に合わせた生地見本を持ってきて、まずは好きな生地を選びます。今回は初めてなので7万円くらいまででお願いしますと言うと、5万5千円クラスの生地見本を持ってきてくれる。色々と悩んだ結果、NavyよりAzzuroに近い紺地にピンストライプの入った生地にしました。

次はフィッティング。体のあちこちの長さ・太さを測る。腕と腿の太さを測っていなかったので大丈夫かなと少し心配。更に標準型のジャケットとパンツを着て、どの部分をどう詰めるのか話し合う。肩回りが比較的大きいので、それに合わせてもらうこと。逆に胴回りが大きいので少し詰めてもらうこと。パンツも体型にあわせて股上・裾幅を詰めてもらうようお願いしました。

ただジャケットはともかくとして標準型のパンツが太くダボついているので、ここでもまた心配になりました。ここは出来上がりを見てから最終フィッティングしてもらうことにしようと思います。その後はジャケットの裏地やボタンの材質、仕立てのクオリティを全てアップグレードし、1万5千円追加で合計7万円。予算どおりです。

3週間後に出来上がるということなので、今から楽しみです。ちなみに麻布テーラーに行く前に他の仕立て屋も2つリサーチしましたが、同じ生地で12万円程度でしたので安い方なのかなと。(もちろん仕立ての質にも依りますが)

しかしオーダーメイドで7万円というのは安いですね。仕上がりによりますが、もし満足いくものであれば、今後は既製品は買えないなと思いました。